IT系の需要が多い台湾

台湾の産業の歴史として先進国の技術を吸収し、取り入れ、それを自分たちの技術力に変えて世界での競争力を蓄えてきました。その台湾への技術供与の元になったのが昔の米国企業であり日本企業なわけです。OEMと呼ばれる生産手法で世界のトップレベルの技術を持った会社から発注してもらい、設計書などを受け取って自国でそれを製造していたので、台湾の企業にもハイレベルな技術力が備わっているということです。

最近はハイテク系やIT系の会社の誘致が盛んで台湾国内でもIT系での進出を目論んでいる状況となっています。そのため日本からの派遣されていく技術者もIT系やハイテク関係が多いのはこのためです。特に、最近台湾駐在の求人が多く出ている業界といってもいいかもしれません。ITの職種は幅広く開発、マネージャー、インフラ整備、ECサイトの立ちあげなど様々な人材を必要としています。こういった特殊なスキルを持つ人はビザも取得しやすく、駐在して活躍しやすいことも大きいです。

日本人が台湾で働こうと思った場合、このIT系の駐在求人をまず探せる人が最も近いポジションかもしれません。

なぜ需要が多いのか?

海外で働きたいといった場合に一般的には「銀行」「証券」「保険」「メーカー」「商社」といった業界での可能性が高いと言われています。コレ以外には日本語教師とか、日本語に係る仕事が多いわけです。そして業界関係なくこういった企業には必ず「営業マン」「事務員」「管理職」が必要とされており職種に関して言えば海外で働く道がみつかりやすいのはこのような職種というコトが言えるわけですね。

その中で現在最も幅広い企業で必要とされているのがITエンジニア職というコトが言えます。どの企業でもパソコンは使いますし、社内システムは必要ですし、自社ホームページや、販売専用サイトを持つ必要があります。必ずITエンジニアが必要になってくるのはわかると思います。そして実際に、海外に法人を設立している企業の求人情報をリサーチすると多くでSEやPGといった職種が募集されています。とりわけ海外で働く場合でもあまりその現地の言葉を知らなくても良いケースが多く、転職しやすい世界とも言えるかもしれません。

台湾の場合はそれらに加えて、国自体がIT企業を優遇する対処を行っているので、科学工業園区などのエリアに入居している企業でも駐在求人を募集している事が多いわけですね。勿論、駐在員は人件費がかかりますので会社が利益を出しづらくなれば帰国しなければいけない事もあるでしょう。そういった事案も勘案しながら駐在を目指すことにもなるでしょう。